シンヤ












 マコが待ち合わせの場所に二時間経っても来ない…、寝坊か?フフフあいつはあー見えてケッコーお寝坊さんだからなぁ。 イヤしかし、二時間はかかりすぎてる。何かあったのか!?まさか事故!でなければ変な奴にからまれているとか…、 もしかしたら拉致とか!このご時世だ否定はできない…。あぁ何てことだ、マコの居なくなったこの世界で僕にどうやって生きろというんだ…。 あぁ神よ、貴方はなぜ僕にこんなひどい仕打ちをなさるのですか!それを例えるなら、電車のボックス席で横綱の四人乗り。 一時は大流行して釣られまくったのに今では数ばっか増えてしまって公害の一歩手前になったブラックバス。 日本に入ってくるメジャーの野茂情報。一年戦争後のアムロ。とうとうツンクにも見放された太陽とシスコムーン。 なんてこった、これから僕はどうすれば…。そうだ京都に行こう…違うって!何とかマコを助けに行かなくては、しかし北朝鮮までどうやって…、密入国しかないか、 密入国ってどうすればできるんだ?やっぱりビザとかパスポートって必要なのだろうか。しかしそれではただの入国と変わらないのでは…。
マコ 「シンヤー!ごめん待ったぁ?」
シンヤ「おいおいマコ!もーマコはお寝坊さんだなぁ」。





― お し ま い ―

シンヤ再び
 





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